山梨県甲府市の印判総合商社であるモテギ株式会社が制定。
日付は「ハ(8)ンコ(5)」と読む語呂合わせから。
ハンコ(印章)の重要性をPRすることが目的。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。英語表記は「HANKO NO HI」。
ハンコ(判子)は、印、判、印章、スタンプなどとも言い、個人や団体の印を押して特有の痕跡を残すことにより、その責任や権威を証明することに用いる。英語ではハンコはstamp(スタンプ)と呼ばれ、朱肉の押された印影はseal(シール)と呼ばれる。
ハンコの材質としては、木・竹、石、水晶、金属のほか、動物の角・牙などが用いられ、近年では合成樹脂も用いられる。ハンコの語原は「版行」で、後に当て字で「判子」とも表記されるようになった。
日本では、西暦57年頃に中国から日本に送られたとされ、福岡県の志賀島(しかのしま)で出土した「漢委奴国王」の金印が日本最古のものとして有名である。印面一辺の平均2.3477cm、総高2.2367cm、重さ108.7297g。この金印は国宝に指定されている。
記念日を制定したモテギは、1948年(昭和23年)1月1日に創立した会社で、印章彫刻機(印鑑彫刻機)の開発・販売やレーザー彫刻機の販売、名刺プリンタ・封筒プリンタの開発・販売などを事業として手掛ける。
同社が長年開発し続けてきた印章彫刻機 ZERO Rev2は、迅速かつ容易に、仕上がりも満足いく彫刻精度を持つマルチ彫刻機である。印章彫刻・プレート彫刻・名札彫刻・木札彫刻を1つのソフトウエアで簡単に作成、彫刻を可能にした。
誰でも、簡単に、速く高品質な彫刻ビジネスを展開することができる。改良を重ね、より導入しやすい低価格で提供している。個人印鑑・法人印鑑も彫刻ミスの少ない高品質のものを、スピード生産できる。
関連する記念日として、10月1日は全日本印章業組合連合会が制定した「印章の日」となっている。「印章の日」は、1873年(明治6年)10月1日、太政官布告によって公式の書類に実印を押すように定められたことに由来する。