1981年(昭和56年)のこの日、香川県三豊郡仁尾町(現:三豊市)の電源開発・仁尾太陽熱試験発電所で世界初の太陽熱発電が行われた。
かつての広大な塩田跡を利用し、平面ミラーで高さ60メートルのタワー上に集熱器を置いて太陽熱発電する装置と、曲面ミラーとパラボラミラーによる集光型太陽熱発電装置とが建設された。約100億円もの巨費が投じられたが、この場所は日照量が少なく、最大出力が2000kWと、実用になる程度の大規模な発電ができなかったため、この発電所での実験は1985年に中止された。
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