大阪府大阪市中央区に本社を置き、シゲキックスやぷっちょグミなどのグミ商品を製造・販売するUHA味覚糖株式会社が制定。
日付は「グ(9)ミ(3)」と読む語呂合わせから。
世界中で親しまれているお菓子の「グミ」の美味しさ、素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらいたいとの思いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を中心に「グミを噛んで元気生活!」などのキャンペーンを行う。
UHA味覚糖のグミとしては、「シゲキックス」や「ぷっちょグミ」「さけるグミ」「コロロ」「コグミ」「Cケア」「忍者めし」などがある。シゲキックスは1992年(平成4年)に発売された商品で、刺激的な強い酸味が特徴である。
グミ(gummi)は、果汁などをゼラチンで固めたドイツ発祥の菓子の一種である。名称はドイツ語でゴムを意味するGummiに由来する。英語ではゴムおよびガム(gum)の形容詞形にあたるガミィ(gummy)と書かれ、意味はドイツ語とほぼ同じく「ゴム質のもの」を意味する。
ドイツでは強く噛む必要のある食べ物が少なくなり、歯に関する病気にかかる子供が増えていた。そのため硬い菓子を作ることで子供の噛む力を強くし、歯にかかわる病気を防ごうと作られた。1920年(大正9年)にドイツの都市ボンで初めて販売された。
日本では1980年(昭和55年)に明治製菓が発売した「コーラアップ」が初の製品である。子供向けの菓子として知られていたが、1988年(昭和63年)に同じく明治製菓が発売した「果汁グミ」が女子中高生を中心にヒットし、市場は大きく拡大した。