一般社団法人・日本褥瘡(じょくそう)学会が制定。
「床ずれ」は医学的には「褥瘡(じょくそう)」と言い、寝具や車椅子などと長時間皮膚が接触することで、血の流れが悪くなり、皮膚やその下の組織がダメージを受ける創傷のこと。この「床ずれ」という病気に対する理解を深め、適切な予防・管理を広めることが目的。日付は「床(10)ずれ(20)」と読む語呂合わせから。記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
床ずれの原因は、長時間の圧力が外から組織にかかる外的な因子と、加齢や低栄養、麻痺などの内的な因子に分けられる。その予防は支持面の調整と体位変換により圧力を減らすこと、皮膚面を清潔に保つこと、脱水予防を含む栄養管理が主体となる。
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