大阪府大阪市阿倍野区に事務局を置き、全国の刺しゅう業者などによって組織された日本ジャガード刺繍工業組合が制定。
日付は「いい(11)刺(4)しゅう」と読む語呂合わせから。手刺しゅうや機械刺しゅうなど、様々な刺しゅうをより多くの人に関心を持ってもらうことが目的。刺しゅう業界を活性化させ、刺しゅうの素晴らしさを記念日を通じて広げていきたいとの想いが込められている。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本ジャガード刺繍工業組合(Japan Embroidery Association:JEA)は、1964年(昭和39年)に日本を代表する刺しゅう業者が集結して創設された団体である。
以来50年以上に渡り、刺しゅう産業の資質向上、刺しゅうの振興、人材の育成などに力を注ぎながら、幅広い活動を行っている。その活動の一つとして、刺しゅう業界の現状、刺しゅう技術、新製品の紹介などを行う刺しゅう情報誌「絵糸(えいと)」を発行している。
現在、同組合には全国で50社を超える刺しゅうに関する事業所が加盟しており、いずれも質の高い加工や商品を提供する事業所として、日本のアパレルを支える刺しゅう業者として、繊維業界、エンドユーザーを問わず高い評価を受けている。