青森県が2001年(平成13年)に制定。
日付は「いい(11)りんご(5)」と読む語呂合わせから。
りんご(林檎、Apple)は、バラ科リンゴ属の落葉高木、またはその果実のこと。春に白または薄紅の花が咲く。世界中で生産される品種は数千以上と言われ、栄養価の高い果実は生食される他、加工してリンゴ酒、ジャム、ジュース、菓子の材料などに利用されている。
りんごの収穫量は2015年(平成27年)時点で、青森県が57.9%、長野県が19.4%となっており、この2県で全国の77.3%を占めている。ちなみに3位は山形県、4位は岩手県、5位は福島県となっている。
青森県で生産される品種は、「ふじ」が5割を占め、次いで「王林」「ジョナゴールド」「つがる」がそれぞれ1割程度となっている。その他、「陸奥」「北斗」「紅玉」「早生ふじ」「星の金貨」などの品種が栽培されている。
私たちが食べている西洋りんごは、1871年(明治4年)に日本に伝わってきたもので、明治時代の文明開化とともに本格的に導入され始めた。また、青森県へは1875年(明治8年)の春、国から3本の苗木が配布され、県庁の敷地の中に植えられたのが青森りんごの始まりである。それ以来、140年以上に渡る歴史がある。