靴下の日・ペアーズディ(11月11日 記念日)

東京都台東区柳橋に事務局を置き、靴下業界の発展を図る日本靴下協会が1993年(平成5年)に制定。

日付は靴下を2足並べた時の形が「11 11」に見えることから。

1年で1度同じ数字のペアが重なる日であることから、大切な人へのプレゼントや恋人同士で靴下を贈り合おうと呼びかけている。

靴下の日

記念日の名称は日本靴下協会のWebサイトではひらがなの「くつしたの日」という表記も見られる。また、「The Pairs Day」の表記も見られる。「靴下をおしゃれに、もっと楽しもう」と、毎年、会員会社が企業の枠を超えて一致団結し、様々なイベントやキャンペーンを実施している。

靴下は英語では「sock」であり、ストッキングや長靴下は「stocking」となる。「くつしたの日」として「Socks and Stockings」の文字も確認できる。

靴下の日

日本靴下協会は1949年(昭和24年)12月に設立した団体。丸編み靴下製造業界及び流通業界並びに関連業界の各事業分野の連携を密にし、その総意を結集して各分野における合理化及び近代化を図り、国民の衣生活に資すると共にひいては我が国繊維産業の発展に寄与することを目的とする。

国際情勢及び経済環境に対応しながら靴下業界の発展を図るため、靴下製造及び販売業界の振興・育成の基本に関わる事業、靴下及び原材料の品質及び製造技術向上に関する事業、靴下及び原材料に関わる設備及び機器に関する事業などを行う。

靴下

靴下(くつした)とは、足(脚)の保護や保温などの機能をもつフートウエアの一種である。フートウエアには靴下のほかに足袋(たび)や脚絆(きゃはん)があるがそれぞれ別個のものとして扱われる。

靴と素足の間の緩衝材としての役目をはじめ、足を暖かく保つ保温作用、汗を吸収して乾燥させ、通気性を確保すること、靴の外にでる皮膚の保護、靴と下半身の衣服との間を埋める衣服としての役割がある。

人間の足首は90度と直角なのに対して、靴下は直角ではなく135度(または120度)と開いた形をしている場合が多い。これは機械化による生産効率を考え、かかと部分を小さくしたためである。1600年代に水戸黄門(徳川光圀、1628~1701年)が履いていたという日本で最初の靴下も135度であり、その時にはすでに機械生産されていたことが分かる。

リンク日本靴下協会Wikipedia

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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