一般社団法人・日本生ハム協会が制定。
日付は生ハムの生産が盛んなスペインで古くから「サン・マルティンの日」である11月11日に豚を加工して生ハムを作る習慣があることにちなんで。スペインでは収穫祭の日であり、冬の始まりの日として知られる。生ハムの普及と、その美味しさと食文化をPRすることが目的。記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
画像元:ウレぴあ総研
近年スペイン・イタリア・フランスの生ハムは、世界市場の中でバル文化の普及と足並みを揃え急激に拡大している。日本には明治時代にドイツ製法のシンケンハムやスモークハムの文化が導入され、南ヨーロッパの長期熟成ハム文化は、極最近普及が始まったばかりである。
ハムという言葉は、英語の「Ham」から訳されたものだが、語源としては、スペイン語で「Jamón」、フランス語で「Jambon」である。この2つの言葉の本来の意味は、「豚のもも肉」を指す。従って、生ハムとは、一切加熱加工されることの無い豚のもも肉を使用した長期熟成を特徴とするハムである。
リンク:日本生ハム協会