東京都中央区日本橋兜町に事務局を置き、国際ペンクラブ(PEN International)の日本センターとして活動をする一般社団法人・日本ペンクラブが制定。
1935年(昭和10年)のこの日、日本ペンクラブが創立された。当時の会名は日本ペン倶楽部。記念日の制定は30周年を記念したもの。ペンクラブは、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な文学者の団体である。
日本ペンクラブ(The Japan P.E.N. Club)のペン(P.E.N.)は、文字を書く道具としてのペン(PEN)を表すとともに、Pは詩人(Poets)と劇作家(Playwrights)を、Eは随筆・評論家(Essayists)と編集者(Editors)を、Nは小説家(Novelists)をそれぞれ表す。
日本ペンクラブの初代会長は詩人・小説家の島崎藤村(しまざき とうそん、1872~1943年)であった。日本ペンクラブに集う表現者達の熱い思いによって、その灯火を掲げ続けられ、表現の自由と平和への訴えが続けられてきた。
日本ペンクラブの事業として、様々な集い、懇親会、例会、声明から、自治体・大学・企業との連繋事業まで幅広い活動を行っている。また、国際ペンクラブと連携して活動する一方で、独自の文学・文化活動を展開している。