長野県飯田市及び同県下伊那郡の精肉店を中心とする「飯田下伊那食肉組合」と、飯田市の老舗みそメーカー「マルマン株式会社」が共同で制定。
日付は「いい(11)だ やきにく(29)」(飯田焼肉)と読む語呂合わせから。
独自の焼肉文化が根付く南信州・飯田市では焼肉による地域活性化を目指しており、地域資源の「飯田焼肉」をPRするとともに地域全体の発展につなげることが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
飯田市は人口1万人当たりの焼肉店舗数が日本一と言われており、「日本一の焼肉の街 南信州・飯田」として地域活性化を2016年(平成28年)から行っている。また、この記念日の制定は2027年のリニア中央新幹線飯田駅の開設を見据えたものである。
「飯田焼肉」という地域資源が今以上に地域に浸透し、焼肉を中心として食品産業を含む様々な産業が、飯田焼肉に関する新サービスや新商品を開発していくことで、地域全体の発展につなげることを目的としている。
その第一弾商品として、南信州・飯田の焼肉文化を70年以上支えてきた食肉のプロが集まる「飯田下伊那食肉組合」と、1888年(明治21年)創業の老舗みそメーカー「マルマン」が協力して、「焼肉の街 南信州・飯田の辛みそ」を開発、発売している。