秋田県秋田市の秋田県味噌醤油工業協同組合に事務局を置く「きりたんぽみそ鍋協議会」が制定。
日付は「11」が囲炉裏で焼かれている「たんぽ」が並んでる様子を表し、「30」は「三十」で「みそ」と読む語呂合わせから。鍋が美味しくなる秋から冬の季節に、秋田名物の「きりたんぽ」を秋田みそで味付けした鍋に入れる「きりたんぽみそ鍋」を多くの人に知ってもらい食べてもらうことが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「きりたんぽ鍋」は、比内地鶏のダシが効いた醤油ベースのスープで食べる秋から冬の県民食である。秋田で醤油が広く使われるようになる幕末期以前は、みそが主な調味料として使われていた。甘味・旨味の多い秋田みそをベースに秋田県産食材を多く使用した「きりたんぽみそ鍋」は、古来伝承の味の復活でもある。
「きりたんぽみそ鍋」の定義は、①秋田みそを使用していること、②秋田県産豚肉を使用していること、③秋田県産野菜を中心に使用していること、④秋田県産きのこを中心に使用していること、となっている。
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