愛知県西尾市に本社を置き、玩具花火や煙火花火、雑貨などを扱う株式会社若松屋が制定。
人生の第2のスタートとも言われる満60歳の「還暦」を、花火を通じて祝ってみてはと提案することが目的。通常の花火大会ではなく、個人や企業が主となって花火を打ち上げることができることを認知してもらい、より身近に花火を楽しんでほしいという願いが込められている。
日付は12の干支(えと)が5回めぐると誕生年の干支に還る「還暦」となることから、12と5を組み合わせた12月5日を記念日としたもの。
記念日は2025年(令和7年)1月30日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
株式会社若松屋は1937年(昭和12年)に創業し、1964年(昭和39年)に設立した会社。資本金は3000万円、年商は35億円、従業員数は55名となっている。代表取締役は佐野明正(さの あきまさ)が務める。
同社は玩具花火と煙火(打ち上げ花火)の両方を扱う日本で唯一の会社である。玩具花火・煙火・雑貨(一般玩具)の3本を基本事業とする。「さぁ、花火をしよう。」をキャッチフレーズに、十分な保安体制のもと花火の伝統を守り、花火の楽しさを広めることで、社会に「花火のチカラ」を届けている。
還暦は、自分に還り、これからを生きる出発点。そして、花火は人の心を照らす日本の誇りある文化である。この2つを掛け合わせ、人生を祝う新しい風習を、日本中に届けたいと願っている。
同社では60歳という人生の節目に、新たな門出を祝う「赤い花火」を全国一斉に打ち上げるプロジェクトを実施している。この想いに共感し、ともに未来を照らしてくださる企業・団体の皆さまを、心よりお待ちしている。プロジェクトへの協賛は1万円から参加できる。
還暦といえば赤色である。だから、夜空にも赤い祝福を届けたいと思った。そもそも赤は、古くから魔除けや厄除けの力を持つとされてきた。還暦に赤いちゃんちゃんこを贈る習慣もその由来の一つである。
そして花火も、実は似た役割から生まれた。江戸時代、伝染病が流行し、多くの人が命を落とした年の夏。病が収まったことを祝って、隅田川の川開きで打ち上げられたのが、日本の花火の始まりと言われている。花火には、悪疫退散を願う意味が込められていた。
いま、ふたたび節目を迎える人たちに向けて、赤いものに想いを込め、空に打ち上げる。これは、先人たちの知恵と文化を受け継ぐ、新たな祈りのかたちでもある。
12月5日には赤い花火が咲き誇る。60年の歩みをたどるように、赤い花火を一発ずつ、ゆっくりと60発打ち上げる。
一発一発が、あなたの生きた証。生まれた瞬間から、今にいたるまで。その人生を、空に描き、時間の流れや歴史を感じるひとときを過ごす。同社ではそんな文化を育てていきたいと思っている。
関連する記念日として、現在の隅田川花火大会の始まりの日に由来して5月28日は「花火の日」、「は(8)な(7)び(日)」(花火)と読む語呂合わせから8月7日は「花火人の日」となっている。
リンク:若松屋