国際中立デー(12月12日 記念日)

2017年(平成29年)2月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day of Neutrality」。

国際中立デー

この日には国際関係の中立性の価値に対する人々の意識を高めることを目的としたイベントが開催される。この国際デーの制定を呼びかけたのは、中央アジア南西部に位置するトルクメニスタンで、グルバングル・ベルディムハメドフ大統領が2015年(平成27年)の国際会議において提案した。

1991年(平成3年)に旧ソビエト連邦から独立したトルクメニスタンは、初代のサパルムラト・ニヤゾフ大統領が個人への権力集中を進める一方、国の基本政策として「中立」を打ち出した。中立政策は国同士が対立する問題について、どちらの側にも味方せず、中間の立場から解決を目指すものである。軍事力は自国を守るためだけに使うことも表明している。

トルクメニスタンは1995年(平成7年)12月12日、国連総会で「永世中立国」に承認された。この日は国の祝日となり、首都アシガバートには巨大な「中立記念塔」が建てられている。永世中立国としてはスイスとオーストリアが知られているが、国連の承認を得た国はトルクメニスタンだけである。

リンクUnited Nations毎日新聞

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カテゴリー「12月の記念日」「今日は何の日

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