医者の手術着は薄い青色や緑色 看護師の服はピンク色である理由

医者は普段白衣を着ているが、手術の時に着る手術着は薄い青色や薄い緑色をしている。これにはちゃんとした理由がある。

手術の時、医者は赤色の血や臓器を長時間に渡り見続けることになる。人間は赤色のものを見続けると白色のものを見た時に青緑色の残像が見える現象が起こる。これは残効と呼ばれる現象で、ある色を見つめた後で、その色が視界から消えると反対色が残像として残る。反対色とは、赤色なら緑色、黄色なら青紫色とそれぞれ対となる色のこと。緻密な作業を行う手術で残効が起きると手元がはっきり見えなかったり、集中力が途切れてしまったりして医療ミスの危険性が高くなる。また、緑色には目の疲れをとる効果もあり、手術着だけでなく手術室の壁も青緑色になっていることが多い。

看護師さんの服は白色ではなくピンク色をしていることが多い。これは看護師さんが白衣だと緊張してしまい血圧を測る時に高血圧の数値が出ることがよくある。このような現象を「白衣高血圧」や「白衣現象」と呼ぶ。白衣というだけで職場や家で測るよりも2割以上も血圧が高くなる人もいる。そのため緊張をほぐす効果があるパステルカラーのピンク色や柄の付いた服を着用することで緊張を緩和させている。

2016/10/23

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カテゴリー「生活・科学

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