デジタル体温計で測るとき、ピピッと鳴った時に示された温度が正確な体温ではない。
デジタル体温計は早いものだと1分程度でピピッとブザーが鳴って体温を教えてくれるが、これは体温計が予測で出した数値。体温計のブザーは温度上昇の変化が少なくなって「検温の終了に近づいていることをお知らせする」もので、検温終了ブザーではない。病院などでもよく使用されるこの1~2分で検温測定できる体温計は、予測式体温計という。体温を測って10分以上で最高温度に達することが多いため、デジタル体温計で正確に測るためには、10分ぐらい測るのがよい。また、体温計で正しい体温を測るためには脇の下ではなく、舌の下に入れると正しく測ることができると言われている。
2016/10/23
カテゴリー「生活・科学」