フィギュアスケートの花束にある2つの工夫

フィギュアスケートの演技が終わった後に観客が花束を投げ込むシーンがあるが、あれは日本でしか見られない光景。花束は日本独特の慣習で、海外ではぬいぐるみなどのプレゼントが投げ込まれる。

そんなフィギュアスケートの花束は、東京都文京区本郷にある宮田花店という小さな花屋さん1店舗でのみ作られている。1店舗でのみ作られているのは、あの花束が特別なもので、2つの工夫が施されているためである。

1つ目の工夫は、花束がスケートリンクまでちゃんと飛ぶように重りに水を含んだスポンジを付けていること。普通の花束はリンクまで届かず、客席に落ちてトラブルの原因にもなる。そこで、遠くまで投げられるように重さをだして風に負けずに投げられるように工夫している。

2つ目の工夫は、花束を投げても花びらが飛び散らないこと。投げ込まれた花束がリンクに散らばれば、氷の上で固まり選手の演技に影響が出てしまう。そこで、花びらが飛び散らないように花全体をラッピングしている。また、氷に当たっても破れないように通常のセロハンよりも厚いものを使用している。

これらの工夫は22年ほど前にスケート連盟から依頼された宮田花店が、試行錯誤を繰り返して生み出した技術である。

リンク:宮田花店

2017/08/15

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「オリンピック

関連記事