人間には血液が流れていて、ABO式でA、B、AB、O型の4種類の血液型がある。植物にも人間と同じように血液型が存在するのだ。
植物に血液型があるからといって、人間と同じように赤い血液が流れているというわけではない。血液型は血液に含まれてる糖タンパクの種類によって決まり、人間の血液型を調べるとき、血液(赤血球)と抗体(抗A抗体、抗B抗体)を混ぜて、その反応から血液型を特定する。血液の代わりに植物をすりおろした液で同じように調べると、植物に含まれる糖タンパクによりABO式血液型に分類することができるというわけだ。血液型が特定できる植物は約10%程度で、代表的なものは以下の通り。
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