渋柿をナイロン袋に入れ、ウイスキーなどアルコール度数が35度以上のアルコールと一緒に入れ、二晩ほど密閉しておけば渋は抜ける。
柿の渋の正体はタンニンという物質で、果肉の中の細胞が口の中で壊れ、中のタンニンが流出して渋味を感じる。渋抜きはタンニンを水に溶けなくさせるもので、アルコールにはこの作用がある。
タンニンには、未成熟な柿の種を、鳥などに食べられないようにする働きがある。
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