「甲子園」は、兵庫県西宮市南東部にある地域名で、阪神甲子園球場があり、阪神タイガースの本拠地・高校野球のメッカとしても知られている。
この地に甲子園球場ができたのは1924年(大正13年)3月11日のこと。完成するまでは枝川運動場と名付けられていたが、この年が十干十二支の最初の組み合わせに当たる「甲子」の年という60年に1度の縁起の良い年であることから、「甲子園大運動場」(看板表記は「阪神電車甲子園大運動場」)と命名され、この一帯が「甲子園」と名付けられた。甲子園大運動場は、6万人も収容できる大スタジアムであり、当時は東洋一の野球場であった。
一説には、六甲山の「甲」と、子供や若者が集まる地で「子」を用いて、「甲子園」としたという解釈もある。
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