オリンピックの開催国が遠い場合は、どうやって運ぶのだろうか。
オリンピックのシンボルである聖火はオリンピック発祥の地であるギリシャ・アテネで太陽の光を利用して採火される。聖火は消えてはいけないので、その後、開催国までは燃えたままの状態で運ばれる。
遠い国で開催される場合、聖火は船ではなく飛行機で運ばれる。通常、飛行機は火の持ち込みはできないが、聖火は特別扱い。2012年(平成24年)ロンドンオリンピックの際、消火器が一緒に付いた携帯用ランプで、動かないように客席に固定されてイギリスへ運ばれた。
1964年(昭和39年)東京オリンピックや1972年(昭和47年)札幌オリンピックの時もアテネから飛行機で運ばれていた。2020年(令和2年)の東京オリンピックでも同様に飛行機で運ばれる予定である。
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