卓球台が青色になったのはタモリのせい

卓球台と言えば鮮やかな青色が印象的だが、一昔前は濃い緑色が一般的だった。

昔、テレビでタモリさんが「卓球は根暗だ」と言って人を笑わせた時期があり、それが卓球人口が減った時期でもあった。そこで卓球協会が「根暗」だと言われないようにしようと、改善を試みた。

どこが「暗い」かと言えば、まずユニフォームに白色が使えなかった。これは当時、カラーボールがまだなく、ボールの白色とまぎれてしまうためで、カラーボールが開発されてから、ユニフォームに色んな色が使えるようになった。

そして台も濃い緑色が地味だった。今後テレビ放送がされることを考えると鮮やかな青色のほうがよいだろうと、台の色も変わり、卓球の「根暗」なイメージがどんどん改善された。

そして、日本の卓球はメダリストが誕生するほどのスポーツになった。タモリさんからは「根暗」と言って悪かったと、日本卓球協会に1000万円の寄付があったという。

2016/10/1

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カテゴリー「スポーツ

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