2000円札は2000年(平成12年)に発行が開始された。発行当時は一躍脚光を浴びたものの、その後、見る機会がなくなってしまった。
2000円札は2000年に開催された第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)と西暦2000年のミレニアムを記念して作られたお札。 表面には沖縄の守礼門、裏面には 源氏物語絵巻第38帖「鈴虫」の絵図と詞書(ことばがき)および作者の紫式部の肖像が描かれている。
この2000円札、製造は2000年と2003年に行われただけで、10年以上新しい2000円札は作られていない。滅多に見ることがなくなった2000円札だが、デザインのモチーフとなった沖縄では「みんなで使って広めよう二千円」として積極的に使用する運動が実施されており、2000円札が優先的に出るATMが設置されているなど、2000円札を絶やさないための活動が行われている。
2016/9/20
カテゴリー「歴史・文化」