ピサの斜塔は建設途中に地盤沈下で斜めに傾いた

イタリアのピサ市の世界遺産であるピサのドゥオモ広場には、大聖堂・洗礼堂・鐘楼の3つの建物がある。この大聖堂に付属する鐘楼というのが有名な「ピサの斜塔」。

ピサの斜塔は、1173年に着工したが、何度も工事を中断し、199年後の1372年に完成と、非常に長い期間にわたって建設工事が行われた。高さ約55m、8階建てで大理石でできている。

このピサの斜塔は、最初から斜めに設計されていたわけではなく、建設途中で傾き始めた。工事が始まった頃は真っ直ぐ立っていたが、3階ぐらいまでの高さが出来上がった時、地盤沈下が発生して塔が傾いてしまった。その後、慌てて軌道修正を行い、倒れずに完成させた。そのため、塔は途中から角度が変わっている。

ちなみに、ピサの斜塔は、ガリレオ・ガリレイが物体落下の実験を行った場所と言われているが、その事実は無いとされている。また、近年傾きが増加したため、1990年に一時立ち入り禁止となった。そして2001年12月、10年にわたる傾斜防止作業が終了し、一般公開を再開した。塔は5.5度傾いていたが、この工事により約3.99度に是正された。

2016/9/18

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カテゴリー「歴史・文化

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