テニスの見どころの一つと言えば「サーブ」。速い人では時速200kmを超え、相手が返球できない好サーブのことを「サービスエース(service ace)」とも言う。そんな強烈な球をなぜ「サービス」と言うのだろうか。
テニスはもともと貴族など、上流社会でのスポーツだった。そして、スタートの際に召使いがボールを投げて入れていたところから、「サービス(service:奉仕)」という名前になった。ちなみに、「サーブ(serve)」は動詞、「サービス(service)」は名詞。日本では「サーブをする」などのように「サーブ」も名詞のように使うことが一般的になっている。
2016/10/13
カテゴリー「語源・由来」