フランスの国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネット(1755~1793年)のわがままにより、ハンカチが正方形になったとされている。
自分だけが長方形や三角形など色んな形のハンカチを持ちたかったマリー・アントワネットは、国王に「ハンカチは全て正方形に統一すること」という法令を布告させ、国民は正方形のハンカチしか持てないようにさせた。
正方形のハンカチは、使ってみると折りたたんで持ちやすい、胸ポケットにも入れやすいと国民の評判はよく、その結果、正方形のハンカチは世界中に広まり、現在でも正方形のハンカチが主流となっている。
この出来事に由来して、マリー・アントワネットの誕生日である11月2日に近い祝日の11月3日(文化の日)は「ハンカチーフの日」となっている。
2017/7/3
カテゴリー「歴史・文化」