昔、とある人が指輪が外れなくなって、どうしようもなくなって、たまたま消防署に駆け込んだところ指輪を外してくれたという。
この噂が広がって各地の消防署に問い合わせがあり、対応していくうちに、現在では全国の消防署でこのサービスを実施するようになった。
抜けなくなってしまった指輪を外す方法はいくつかある。1つ目の指輪の外し方は、石鹸水を使い指輪を滑らせて外すやり方である。2つ目は、タコ糸を使い指を細くして外すやり方である。
しかし、それでも外れない場合は、最後の手段として、リングカッターという名前の器具を使って指輪を切断するやり方である。リングカッターの使い方は、指と指輪の間にリングカッターのツメを入れ、円盤状の歯を回転させ少しずつ指輪を削って切断する。切断後は糸で指輪を引っぱり広げながら指から外す。このリングカッターはほとんどの指輪を切断することができ、これにより困っている人を数多く救ってきたという。
ちなみに、これらは消防本来の業務ではないため、緊急でない場合には、すぐに救急車を呼ぶのではなく一度消防署に相談するようにしよう。
2017/8/30
カテゴリー「生活・科学」