大学は本来神が呼びかけた人が学ぶ場

現代は学歴社会と言われ、学歴によって収入など一生が決まってしまうとされる。就職が良くなるから大学に行くという考え方もある。

もともと、大学は12世紀のヨーロッパが起源とされ、勉強したい人が集まる場であった。また、キリスト教聖職者を養成する「神学」、医師を養成する「医学」、法律家を養成する「法学」の3つの学部が中心であった。

これらは神が特別な能力を与えた人に呼びかけて、その人に合った特別な仕事に就くように勧めたとされる。神学は精神が弱って困っている人、医学は体が悪くて苦しんでいる人、法学は正義を侵されて困っている人を救うため。これらの仕事は普通の人とは違った能力が必要で、一部の人を選んで神は能力を与えたとされる。そういう人たちが集まって学ぶ場が本来の大学であった。

2017/9/1

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カテゴリー「歴史・文化

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