パンダといえば白と黒色の模様で人気があり、2017年(平成29年)6月12日に東京・上野動物園でジャイアントパンダの子どもが生まれ話題となっている。
中国には約2,000頭のパンダがいるが、現在では世界で1頭だけ白と茶色のパンダが確認されている。名前は「七仔」(チーザイ)で8歳、オスのジャイアントパンダである。
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チーザイは8年前の2009年(平成21年)に生後2ヵ月の時に中国山間部の自然保護区で発見され、母親が育児放棄をしていたことからパンダ保護センターに引き取られた。その当時、地元などで大きな話題となった。
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色の違いは遺伝子の突然変異と考えられているが、詳しいことはまだ分かっていない。他にも茶色の斑点のあるパンダはいるが、チーザイのように完全に茶色のパンダは非常に珍しい。幼少期には他のパンダから避けられる時期もあったが、元気に育ち、保護センターの人気者になっている。
ちなみに、遺伝子の突然変異で黒いペンギンや白いキリンもいる。
2017/9/13
カテゴリー「生き物」