よこはま動物園ズーラシアにおいてアフリカのサバンナの環境を再現したエリアでは、肉食動物のチーターと草食動物のシマウマやキリン、エランドが一緒にいる混合展示がされている。
チーターとインパラの赤ちゃん
画像元:GIGAZINE
肉食と草食はサバンナでは天敵の関係にあるが、その混合展示ができる理由はチーターの残念な生態によるものである。チーターはその俊足で獲物を狙う強いイメージがあるが、チーターは自分より小さな動物しか襲わないのだ。そのため、大きい動物と一緒にいるとチーターは襲わない。反対にチーターがシマウマに追い払われるという状況になってしまう。
チーターが狙う獲物は中型のトムソンガゼルやインパラなどで、相手はスピードも持久力もあるので逃げられることが多い。そのため、基本的に子供や体の弱い者、年老いた者を標的にしている。襲う時は喉元に噛みつき反撃を受けないように窒息させてから食べる。お腹がいっぱいの時は上の写真のようにインパラの赤ちゃんと戯れることもあるようだ。
2017/9/22
カテゴリー「生き物」