1746年(延享3年)のこの日、信州佐久の篠澤佐吾衛門包道が伊勢神宮の神主に鯉料理を献上した。
この記録が現在では全国ブランドである「佐久鯉」(さくごい)の最古の記録とされている。記念日は、包道の子孫であり長野県佐久市の老舗旅館「佐久ホテル」の社長である篠澤明剛氏が制定。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
佐久鯉は、佐久の気候・風土と千曲川(信濃川)の清冽な水が育て上げた身の締まった鯉である。昭和初期には全国一の生産量とともに、鯉の博覧会や品評会でも、その優れた品質で日本一の称号を得て、当時の宮内省や陸軍のご用達となった。