夕霧忌(1月7日 記念日)

大坂・新町の扇屋の遊女・夕霧太夫(ゆうぎりたゆう)の1678年(延宝6年)の忌日。

名妓として知られ、大坂中がその死を悼んだという。死後、夕霧と愛人・藤屋伊左衛門を主人公とする浄瑠璃・歌舞伎などの作品が多く作られ、それらは「夕霧伊左衛門」または「夕霧」と総称された。近松門左衛門の浄瑠璃『夕霧阿波鳴渡』を始めとして、浄瑠璃の『廓文章』、歌舞伎の『夕霧名残の正月』『夕霧七年忌』などがある。

「夕霧忌」は俳句の季語にもなっている。毎年11月第2日曜日に夕霧の墓がある京都の清涼寺にて「夕霧供養祭」が催され、本堂での法要、島原太夫による奉納舞、太夫道中や墓参が行われる。

リンクWikipedia清涼寺

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カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

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