羅山忌(1月23日 記念日)

江戸時代初期の朱子学派儒学者・林羅山(はやし らざん)の1657年(明暦3年)の忌日。

林羅山

林羅山について

1583年(天正11年)、京都・四条新町において生まれる。名は信勝(のぶかつ)、字は子信(ししん)、通称は又三郎。別号の道春(どうしゅん)の名でも知られる。

朱子学を藤原惺窩(ふじわら せいか)に学び、徳川家康から家綱まで4代の将軍に学問を講じる侍講(じこう)として仕えた。3代将軍・家光から江戸・上野忍岡に土地を与えられ、羅山は私塾(学問所)・文庫・孔子廟を建てた。この私塾からは多くの門人が輩出し、後世の昌平坂学問所の基礎となった。

江戸の大半を焼いた大火災「明暦の大火」によって邸宅と書庫を焼失し、その4日後に75歳で死去。著書は極めて多く『三徳抄』『春鑑抄』『本朝通鑑』『本朝神社考』『神道伝授』『羅山文集』などがある。

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カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

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