1958年(昭和33年)のこの日、東宝が東京・有楽町の日本劇場で第1回ウェスタンカーニバルを開催した。
ロカビリー(rockabilly)は、1950年代にアメリカ南部において誕生した音楽で、当時はロッカビリー(Rock-A-Billy)と呼ばれ、バップ(黒人ブルースマンなどが、床を'TAP'するより強く'BOP'した個人ダンス)やジャイヴ、ジルバを踊った。
当時のロカビリーは、ビル・ヘイリー(Bill Haley、1925~1981年)やエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley、1935~1977年)らの人気シンガーがブームの牽引役であった。
日本でも1950年代にロカビリーブームが起こり、第1回の日劇ウェスタンカーニバルの観客動員数は初日だけで9,500人、1週間で45,000人となり、ドーム球場や日本武道館といった、大きなハコモノが存在しない当時としては異例の記録であった。