東京都新宿区歌舞伎町に本店を置き、「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」を運営する株式会社東京一番フーズが制定。
日付は「ふ(2)ぐ(9)」と読む語呂合わせから。同社は1996年(平成8年)の創業以来、多店舗展開と養殖事業などに取り組んでおり、ふぐ料理をより身近なものにして、ふぐ文化を発展させることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
毎年、ふぐ食文化を広く伝えるフォーラムなどを開催している。とらふぐ亭では、国産で産地直送の活きの良いとらふぐを使用した「てっさ(ふぐ刺し)」や「てっちり(ふぐ鍋)」を食べることができる。
「てっさ」は「鉄の刺身」を略して、「鉄」を促音化した語。「てっちり」も同様に「鉄のちり鍋」を略して、「鉄」を促音化した語。ふぐには猛毒があり「当たると死ぬ」という意味から、ふぐを「鉄砲」と呼び、略称で「鉄」とも呼ばれていたことから、このような呼称が生まれた。とらふぐのなかで、食べられる箇所は、筋肉(身の部分)、皮、精巣(白子)のみ。それ以外の部分は基本的には食べられない。