一般社団法人ウェルネスウェンズデー協会が制定。
日付はスニーカーの語源が「忍び寄る」という意味の英語「スニーク(Sneak)」からきているので、「忍者の日」でもある2月22日とした。健康に良い履物として定着しているスニーカーを、通勤やウォーキングでもっと履いてもらいさらに多くの人に健康になってもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
リンク:ウェルネスウェンズデー協会
スニーカー(Sneakers)とは、天然皮革や人工皮革、合成繊維などのアッパーとゴム底などで製造された運動靴の一種である。
コンバース オールスター ハイ
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スニーカーが流行しだしたのは、1970年代後期のことである。それまで若者は、キャンバス地や堅い革のスポーツシューズを好んで履いていたが、一気にスニーカー一色となった。きっかけとしては、アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」が1976年(昭和51年)にリーグ「ABA」から4チームを迎え入れ、それを機に各靴メーカーが大々的にマーケットを広げたことが挙げられる。
1980年代、NBAの一大スターマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)のスポンサーであったナイキが、彼をスポークスマンとしてバスケットシューズの新ラインを発表・販売。当時のエア・ジョーダン(Air Jordan)は、100ドルと高価であったにも拘らず、アメリカの販売店では長蛇の列ができ飛ぶ様に売れた。
1990年代、ナイキやリーボックを筆頭にハイテクスニーカーブームが到来。スニーカー専門のファッション雑誌も登場し、流行のスニーカーは盗難、エアマックス狩りが続出、社会現象にもなった。その中でもナイキ・エアマックス95やリーボック・インスタ・ポンプ・フューリーはこのブームを象徴する存在と言える。
2000年代に入ると、ローテク、ミッドテクスニーカーが主流となる。ナイキではエアフォース1、ダンクなどが定番としての地位を確立、アディダスではスーパースター、スタンスミスなどが定番として履かれるようになった。また、DCシューズ、VANSに代表されるスケートボードに特化したスニーカーも人気がある。これに加え、コンバースのオールスターなど、昔ながらのキャンバス地スニーカーも根強い人気がある。
関連する記念日として、3月15日は「靴の日・靴の記念日」となっている。
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