東京スカイツリー完成の日(2月29日 記念日)

2012年(平成24年)2月29日、東京都墨田区押上に「東京スカイツリー」が完成(竣工)した。

東京スカイツリー

同年3月2日、建設工事関係者・土地所有者・放送事業者など66人が参加する竣工式が東京スカイツリータウン内のタワーヤード1階団体フロアにて行われた。同年5月22日、電波塔・展望台・観光施設として開業した。

東京スカイツリーは2008年(平成20年)7月14日に着工され、3年半の期間をかけて完成した。高さは634mで、2025年(令和7年)11月時点でタワーとしては世界第1位を誇る。建築物としてはブルジュ・ハリファ、ムルデカ118(PNB118)に次ぐ世界第3位である。

事業主体は東武鉄道の完全子会社である東武タワースカイツリー株式会社である。建設費は約400億円。総事業費は約650億円。施工は株式会社大林組、設計は株式会社日建設計である。

東京スカイツリーの最寄り駅はタワーの完成に合わせて、東武鉄道の「業平橋駅」(なりひらばしえき)から「とうきょうスカイツリー駅」へ改称された。同駅は東京スカイツリーと直結している。また、同駅は京成電鉄・都営地下鉄・東京メトロ・東武鉄道の共同使用駅である「押上駅」(おしあげえき)と隣接している。

東京スカイツリーを中心とする複合商業施設は「東京スカイツリータウン」と呼ばれ、商業施設「東京ソラマチ」やオフィスビル「東京スカイツリーイーストタワー」が併設されている。東京ソラマチには「すみだ水族館」や「コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン」なども入居する。

東京スカイツリーは東京のランドマークの一つであり、多くの観光客が訪れる。タワーからは東京近辺の旧国名である武蔵国(むさしのくに)を望むことができ、高さの634mは「む(6)さ(3)し(4)」(武蔵)と読む語呂合わせにもなっている。

タワーの高さ350mに第1展望台(天望デッキ)があり、レストランやカフェ、ショップなどが併設されている。高さ450mに第2展望台(天望回廊)があり、チューブ型でガラス張りの回廊が設置されている。

東京スカイツリーと花火

東京スカイツリーの近くを流れる隅田川では毎年7月の最終土曜日に「隅田川花火大会」が開催される。東京スカイツリーでは花火を眼下に観覧することができる人数限定の特別営業を実施しており、隅田川の花火を展望台から楽しめる。

関連する記念日として、1958年(昭和33年)12月23日、東京・芝公園に「東京タワー」が完成(竣工)したことに由来して、12月23日は「東京タワー完成の日」となっている。

リンク東京スカイツリーWikipedia

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カテゴリー「2月の記念日」「今日は何の日

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