清涼飲料水「桃の天然水」を発売していた日本たばこ産業(JT)が「桃の節句」とかけて1999年(平成11年)に制定。
「桃の天然水」のPRが目的。
「桃の天然水」は、1996年(平成8年)に350ml缶で発売、翌年500mlのペットボトルで発売された。通称は桃水(ももすい)、桃天(ももてん)。
発売当初はほとんど売れなかったが、1998年(平成10年)に、当時若者から絶大な支持を得ていた歌手・華原朋美をCMに起用したことにより、「ヒューヒュー」が流行語になる程のビッグヒット商品となった。
しかし、カビの混入による回収騒ぎが発生しイメージが悪化したことや、その後、緑茶などの無糖飲料が主流になったことが影響し、売上げは下降の一途をたどる。
2015年(平成27年)、日本たばこ産業が飲料部門から撤退することをきっかけに販売は終了し、サントリー食品インターナショナルが日本たばこ産業から「Roots」と共にブランドを取得した。2016年(平成28年)9月、セブン&アイ・ホールディングス傘下の系列店限定製品として約1年ぶりに復活発売された。