全国結納品組合連合会(全結連)が結納品の素晴らしさをPRするために制定。日付は、結婚式に付き物の三々九度と、おめでたい陽の日が重なる日であることから。
結納(ゆいのう)とは、将来的な結婚(婚約)の成立を確約する意味で品物などを取り交わす日本の習慣。「結」んで「納」めるという字のとおり、両家が親類(親族)となり「結」びつくことを祝い、贈り物を「納」め合う。一般的には新郎家から、新婦家へ、結納の品を納める。本来は帯や着物地などに縁起物を添えて贈るが、現代では結納金や婚約記念品(指輪や時計)を贈ることで結納を済ませる事が多い。結婚式の3~6ヶ月前に行うのが一般的。
三三九度(さんさんくど)は、神前の結婚式で行われる儀式の1つで、三献の儀(さんこんのぎ)ともいう。新郎新婦が小・中・大の三ツ組盃で1つの盃で三度、合計九度、交互にお神酒を飲み、夫婦の契りを結ぶ。夫婦および両家の魂の共有・共通化をはかるもので、「一生苦楽を共にする」という意味がある。古代中国の陰陽に由来する儀式で、陽の数である三や九が用いられた。日本では、室町時代の武家礼法から始まった本膳料理などで、酒宴の初めに式三献と呼ばれる主人と客の間で盃を交わす酒礼が行われていた。江戸時代には庶民に広がり婚礼の儀式の中でも行われるようになった。
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