さかなジャパンプロジェクト推進協議会が制定。
日付は「さ(3)かな(7)」と読む語呂合わせで、この日には魚を食べることを提案している。和食の中心となる食材の魚介類をもっとたくさん食べてもらい、魚介類を身近に感じてもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本の魚食文化は世界に広がり、健康志向にもマッチし、世界的に魚介類の消費量は右肩上がりで増えている。しかし、日本では近年、魚介類の消費量が減り続けている。
国民1人当たりの消費量は、人口100万人以上の国で日本はかつて世界一だったが、2011年(平成23年)には6位にまで後退した。経済協力開発機構(OECD)が「異例の落ち込み」と指摘するほどの衰退である。
日本のソウルフードであり、健康食でもある魚食にもっと関心を持ってもらいたい、魚食を再び盛り上げていきたい、世界中から多くの人が訪れる2020年に向けて、日本が誇る魚食文化を世界に発信しいっそう広めていきたい、そんな思いから「さかなジャパンプロジェクト推進協議会」(全国漁業協同組合連合会、大日本水産会、産経新聞社)は結成された。
魚のおいしさやありがたさ、魚食文化のすばらしさや大切さを再認識し、魚介類の消費量が再び増えていくことを目指して、関係各省庁、各団体、各企業とともに、魚食フェアなどのイベントや、産経新聞社の各媒体、ウェブサイトを通じた情報発信などさまざまな活動を展開している。
リンク:さかなジャパンプロジェクト