岡山県岡山市北区に本社を置き、岡山を中心に交通事業や運輸事業、まちづくり事業など様々な事業を手がける両備ホールディングス株式会社が制定。
「チャギントン」とは、イギリスで生まれた鉄道アニメ「チャギントン(Chuggington)」のことである。その作品に登場する人気キャラクターのウィルソン(Wilson)とブルースター(Brewster)を、同社のグループ企業の一つである岡山電気軌道株式会社(おかでん)が実車化した。
そして、2019年(平成31年)3月16日に初めて岡山市内の路面電車に観光電車として走り出したことを記念したもの。記念日は同年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
チャギントンは、子ども向けのアニメ作品で、本編は1話につき約10分、第1シリーズでは全52話。2008年(平成20年)からイギリス・BBCの幼児向けチャンネル「CBeebies」で放送を開始したのを皮切りに、これまでに175もの国と地域で放送されている。
日本では翌2009年(平成21年)7月からBSフジで、さらに2010年(平成22年)4月からはフジテレビやフジテレビNEXTでも放送されている。その他、講談社の幼児向け雑誌『げんき』『おともだち』『たのしい幼稚園』でのコミック連載などが行われている。
様々な列車が暮らす架空の街「チャギントン」を舞台に、幼い見習い列車「ウィルソン」「ブルースター」「ココ」を中心とした成長物語である。鉄道網がとても発達した世界として描かれる代わりに、道路で使う乗り物は登場しないのも特徴である。
ウィルソンは、いつも元気いっぱい。ちょっとおっちょこちょいな男の子。決めゼリフは「レッツライド!」。ブルースターは、力持ちのディーゼル機関車で、みんなからとても頼りにされている。決めゼリフは「なんてこった!」。
リンク:おかでんチャギントン、Wikipedia、コトバンク