イギリスのロンドンに本部を置く世界ダウン症連合(Down Syndrome International:DSI)が2004年(平成16年)に制定。
英語表記は「World Down Syndrome Day:WDSD」。その後、2006年(平成18年)から「世界ダウン症の日」が実施され、2012年(平成24年)には国連により国際デーの一つとして制定された。
日付はダウン症候群の患者の多数が、通常は2本の21番染色体が3本ある異常によって発症することから。
ダウン症のある人たちとその家族、支援者への理解がより一層深まり、ダウン症のある人たちがその人らしく安心して暮らしていけるように、様々な啓発のイベントを通して世界中の人々に訴えていくための日。
この日には、世界ダウン症連合の呼び掛けにより、世界各国でセミナーや写真展など様々な記念イベントが開催される。日本では、公益財団法人・日本ダウン症協会(Japan Down Syndrome Society:JDS)が主催するトークセッションや写真展、ダンスイベントなどが開催される。