冬春期の「ピーマン」の主産地である茨城県、高知県、鹿児島県、宮崎県の4県のJAグループ(JA全農いばらき、高知県園芸連、JA鹿児島県経済連、JA宮崎経済連)で組織する「がんばる国産ピーマン」プロジェクトが制定。
日付には「P」と「9」の形が似ていることから「よ(4)いP(9)マン」「4県のP(9)マン」の語呂合わせなどから。「ピーマン」の出荷量が増える4月により多くの人においしいピーマンを食べてもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「ピーマン」は、ナス科トウガラシ属の一年草で、食材として使われるのはその果実である。トウガラシの品種の一つであり、原産地は中南米の熱帯地方。日本で食用として販売されるものは、明治初頭にアメリカから伝わったイスパニア種を品種改良した中形で緑色のものが多いが、近年は様々な色の「カラーピーマン」も出回っている。緑色は未成熟の果実のためであり、成熟すると赤色や黄色、橙色に変わるものもある。成熟するまでに日数がかかるため、効率よく採れる「緑色のピーマン」が一般的に販売されている。
日本語における「ピーマン」の由来は、広義のトウガラシを指す「ピメント」で、フランス語の「Piment」、あるいはスペイン語の「Pimiento」にちなむとされる。英語では「緑のとうがらし」という意味の「Green pepper」(グリーンペッパー)、「ベルの形のとうがらし」という意味の「Bell pepper」(ベルペッパー)、「甘いとうがらし」という意味の「Sweet pepper」(スウィートペッパー)などと呼ばれる。