日本のブランド卵のさきがけとして知られる「ヨード卵・光」を販売する日本農産工業株式会社が制定。
日付は「ヨ(4)ード(10)卵」と読む語呂合わせと、新年度・新学期が始まるこの時期に「ヨード卵」を食べて栄養を摂り、元気で過ごしてもらいたいとの願いが込められている。日本農産工業は「食といのちの未来をひらく」を企業メッセージに掲げる配合飼料のリーディングカンパニーである。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「ヨード卵・光」は、日本で最初のブランド卵で、1976年(昭和51年)8月に発売が開始され、40年以上、多くの人たちに愛され続けている。ニワトリの飼料に海藻粉末などを配合することにより、ニワトリの体内でヨード(ヨウ素)が自然な形で卵に移行し、普通の卵に比べて約76倍のヨウ素を含む(可食部100g中のヨウ素の量:ヨード卵・光は1300μg、普通卵は17μg)。他にも飼料に良質な白身魚の魚粉などを配合しており、深いコクと滑らかさがある良質な卵となっている。
ヨード(ヨウ素)は、海藻類に多く含まれ、甲状腺ホルモンを生成するのに必要で、人にとって必要不可欠なミネラルの一つ。ヨウ素は人体に摂取、吸収されると、血液中から甲状腺に集まり、蓄積され、ヨウ素を含む甲状腺ホルモンが作られる。甲状腺ホルモンは新陳代謝を促したり、子どもの場合では成長ホルモンとともに成長を促進する働きがある。
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