女子大の日(4月20日 記念日)

1901年(明治34年)のこの日、日本初の女子大学である「日本女子大学校」(現:日本女子大学)が開学した。

「日本女子大学校」は、女子高等教育の第一人者であり、牧師の成瀬仁蔵(なるせ じんぞう、1858~1919年)によって、「女子を人として、婦人として、国民として教育する」という教育方針を掲げ、創立された。成瀬は牧師として布教活動をおこなう一方で女子教育を研究しており、同校の初代校長を務めた。

成瀬仁蔵
成瀬仁蔵

同校の開学は、日本における女子高等教育の先がけとなった。1948年(昭和23年)、学制改革によって新制大学として「日本女子大学」が発足し、家政学部・文学部が設置された。

日本女子大学

「日本女子大学」は、東京都文京区目白台に本部を置く私立大学である。大学の略称は「本女(ぽんじょ)」「日女(にちじょ)」、古い卒業生および職員は「目白のじょしだい」と呼ぶことが多い。目白キャンパスには1906年(明治39年)に建設された成瀬記念講堂があり、詩人・彫刻家の高村光太郎(たかむら こうたろう、1883~1956年)作の「成瀬仁蔵胸像」が中央に置かれている。

関連する記念日として、8月21日は「女子大生の日」となっている。これは1913年(大正2年)8月21日、東北帝国大学(現:東北大学)が女子受験生3人の合格を発表し、日本初の「女子大生」が誕生したことに由来する。

リンク日本女子大学Wikipedia

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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