埼玉県川越市に本社を置き、化粧品の開発・製造・販売などを手がける株式会社ちふれ化粧品(現:ちふれホールディングス株式会社)が制定。
日付は社名の「ち(4)ふ(2)れ(0)」と読む語呂合わせから。
同社が「肌には知る権利がある」をスローガンに、化粧品に配合されている「全成分・分量」とその「配合目的」「製造年月」を業界に先駆けて公開してきたことから、食べ物を選ぶ時のように肌に直接つける化粧品も、それが何から作られているのかを知った上で選んで欲しいとの思いが込められている。
記念日は2015年(平成27年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
一般的に化粧品の配合成分は日本化粧品工業連合会のルールに則り、配合量の多い順に記載される。同社ではルールができる前から表示していたため、「配合目的別」に記載している。
「化粧品の全成分表示」は、2001年(平成23年)に法律で義務化され、消費者が商品を選択する際の参考情報の一つとして、社会に浸透してきている。更に昨今では、紫外線やアレルギーなど環境の変化による肌への影響や、化粧品の安全性への消費者の意識が高まり、今後ますます消費者への情報公開の重要性が高まると予想されている。
関連する記念日として、同社は6月25日を「詰め替えの日」、11月1日を「化粧品カーボンフットプリントの日」に制定している。これらは、ちふれグループが創業時から大切にしている「正直な情報公開」や「省資源への想い」をもとに実現させた取り組みに基づき、制定された記念日である。
リンク:ちふれホールディングス