「小岩井 生乳100%ヨーグルト」の日(4月21日 記念日)

東京都中野区中野に本社を置き、牛乳や乳製品を中心に様々な食品の製造・販売を手がける小岩井乳業株式会社が制定。

日付は同社の商品「小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト」の発売日である1984年(昭和59年)4月21日から。

「小岩井 生乳100%ヨーグルト」は日本で初めて生乳を100%使用し、長時間前発酵で製造したやさしい酸味のなめらかなヨーグルト。

小岩井 生乳100%ヨーグルト

2024年(令和6年)で発売40周年を迎えることを機に記念日を登録し、お客様のご愛顧への感謝を伝えることが目的。記念日は2024年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

小岩井乳業

小岩井乳業株式会社は1891年(明治24年)に創業し、1976年(昭和51年)6月1日に設立した会社。資本金は1億円、年商は156億円(2023年)、従業員数は323名となっている。同社は、大地の恵みを大切に、お客様の「おいしい」「うれしい」の期待にこたえ続ける。

同社は創業以来、岩手山南麓の不毛の原野を緑豊かな環境へ地道に開墾し、日本の畜産や乳製品のパイオニアとして歩んできた「小岩井農場」を原点とした企業である。先人達の不屈のチャレンジ精神と環境との共生の中で培われてきた誠実な取り組みを大切にし、丁寧なものづくりを通じた安全・安心で価値ある商品をお届けする。

「小岩井 生乳100%ヨーグルト」は同社こだわりの長時間前発酵製法で製造したプレーンヨーグルト。生乳だけをじっくりと発酵させ、酸味が少なく、なめらかでクリーミーな食感が特長である。

同社を代表する伝統の醗酵バターとして「小岩井 純良バター」がある。この発酵技術を生かして誕生したのが、同社初のプレーンヨーグルトであり、今やロングセラーとなった「小岩井 生乳100%ヨーグルト」である。

発売当時、すでに市場では多くのプレーンヨーグルトが販売されており、同社は業界内では最後発だった。そこで、原材料・味覚・組織・パッケージ・発酵や粘度の管理と、すべての工程において徹底的にこだわることで、独自の良さを出すようにした。

当時のプレーンヨーグルトといえば、原材料に脱脂粉乳が使われた、酸味の強い、ハードタイプのものが主流だった。そのような中、同社が打ち出した「小岩井 生乳100%ヨーグルト」は、文字どおり生乳100%でできた、酸味のやわらかなソフトタイプのヨーグルトだった。

リンク小岩井乳業Wikipedia

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

関連記事