大阪府大阪市中央区に本部を置き、日本紡績業界の健全な発展のために活動する日本紡績協会が1995年(平成7年)に制定。
日付は「コッ(5)トン(10)」と読む語呂合わせと、木綿(コットン)が夏物素材として使用され、5月に店頭販売の最盛期を迎えることから。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
木綿(コットン、cotton)は、繊維としては伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい。そのため、夏物素材や下着などによく使用される。主成分は、植物細胞において細胞壁や繊維を構成するセルロースである。
日本紡績協会では、日本製綿素材のイメージ・アップと需要拡大のために「ジャパン・コットン・マーク」を新設している。日本国内で製造された綿の原糸・生地、およびそれらを使用した綿製品であることを示すマークである。綿100%の製品に添付される「ピュア・コットン・マーク」と、綿50%以上の製品に添付される「コットン・ブレンド・マーク」の2種類がある。