1977年(昭和52年)に全国民生委員児童委員連合会(全民児連)が制定。
1917年(大正6年)のこの日、民生委員制度の前身である岡山県の済世顧問制度が創設された。地域の貧しい人々の相談に乗り、貧困に陥ることを事前に防止するための防貧制度であった。
民生委員とは、地域住民の福祉向上のために、住民の生活状況の把握、生活困窮者の保護指導、福祉事務所が行う業務への協力などを行う民間の奉仕者のことである。民生委員法に基づき、厚生労働大臣の委嘱(いしょく;委託)により市町村の区域に配置される。また、民生委員は、児童福祉法に基づき児童委員を兼務することとなっている。
児童委員とは、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、児童や妊産婦の生活や環境の状況を把握し、保護や保健、福祉についての相談や援助、指導を行う民間の奉仕者のことである。
リンク:全国民生委員児童委員連合会