東京都台東区柳橋に本部を置き、日本の袋物産業の代表機関として活動を行う一般社団法人・日本ハンドバッグ協会(JHA)が制定。
日付は5月第2日曜日の「母の日」から。ハンドバッグなどの袋物の需要を高めることが目的。
「母の日」を記念日としたのは、「母の日」→「お袋の日」→「袋物の日」と連想をしてもらい、「母の日」にはハンドバッグを贈る習慣を広めことで袋物のアピールをしたいとの考えによるもの。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。その後、日本ハンドバッグ協会は日本バッグ協会(JBO)となっている。また、日本記念日協会の記念日登録は終了したようで、2023年(令和5年)11月時点で同協会の認定記念日としては確認できない。
「袋物の日」の日付は以下の通り。
袋物(ふくろもの)とは、種々の品物を入れて携帯・運搬する袋状の入れ物の総称である。手提げ・買物袋・紙入れ・タバコ入れ・ハンドバッグなどがある。
日本では鎌倉から室町時代にかけて、一家の主婦が財産の管理をするのが一般的であった。財産を袋に入れて管理していたことから、一家の中心となる女性を「オフクロサマ」と呼び、これが「オフクロ」の語源となったという説がある。
その後、明治維新の前後に、外国との交流が復活する中で、鞄やランドセルが日本にもたらされた。ほどなく国内での製造が始まり、女性用のハンドバッグや財布などの小物も登場した。
女性服(特にドレス)にはポケットが少ないことから、成人女性の多くが財布や化粧品などの小物を入れてハンドバッグを携行する。
リンク:日本バッグ協会