1806年、アメリカ・ニューヨークの週刊新聞『バランス・アンド・コロンビア・リポジトリ』(The Balance and Columbian Repository)に「カクテル」という名称が初めて登場した。
その翌週の5月13日号に、読者からの問い合わせに対して「カクテルの定義」が初めて文書化された。これを記念してアメリカでは5月13日が「カクテルの日」(World Cocktail Day)として広く知られている。
日本では2011年(平成23年)に日本バーテンダー協会(NBA)、日本ホテルメンバーズ協会(HBA)、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)、全日本フレア・バーテンダーズ協会(ANFA)のバーテンダー協会4団体により制定され、イベントが開催されている。
「カクテル」とは、ベースとなる酒に、他の酒またはジュース(果物や野菜の汁)などを混ぜて作るアルコール飲料のことである。上記のニューヨークの新聞には「カクテルとは、酒(種類は何でも良い)に砂糖と水とビターを混ぜた興奮飲料で、俗に「ビタースリング」と呼ばれ、選挙運動の妙薬ということになっている」と紹介されたという。
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